圧力鍋でプリンを作るには?

プリンは圧力鍋でも作れます。

カスタードプリンはオーブンを使って湯煎焼きにするのが基本です。しかし手間がかかりますので家庭料理では蒸し器や蓋つきの鍋を使って作ることも珍しくはありません。おすすめはしませんが電子レンジで作ることもできます。

ここでは圧力鍋を使った作り方を紹介していきます。

圧力鍋を使った作り方は?

圧力鍋プリンはなめらかになります。

これは加圧して加熱されることにより溶存気体や水分子の気化温度が上昇するためであり、気泡ができる前にたんぱく質の熱凝固温度を迎えるために気泡のできにくいなめらかなプリンになります。

おすすめできる方法です。

  1. カラメルソースとプリン液を注ぎます

    ①プリン型(金属型やガラス型など)にカラメルソースとプリン液を注ぎます。アルミホイルで蓋をしておきます。

    step.1

  2. プリン型を並べます

    ②圧力鍋に水と晒を敷いた蒸し板(蒸し目皿)入れてから①のプリン型を並べます。

    step.2

  3. 1分加圧してから火を止めて10分蒸らします

    ③蓋をして1分加圧してから火を止めて10分蒸らします。

    step.3

  4. 粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やします

    ④蓋を開けて取り出します。固まっていれば粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やします。

    step.4

低圧の方がなめらかになりますが高圧の方が失敗しにくいです。

固まっているのかが心配な場合は温度計を差し込みます。揺らしてみて表面が揺れる状態であっても中心温度が75℃付近であれば理想的な固さになりますのでそのまま粗熱を取ってから冷やしても大丈夫です。

極端に温度が低い場合には再加熱が必要です。

なめらかなプリンになる仕組みは?

なめらかなプリンになる仕組みは?

圧力鍋プリンはなめらかになります。

これはす(気泡)ができにくいためです。プリンの気泡はプリン液に含まれている溶存気体や水分子の気化が原因になっていますが、圧力をかけて加熱することにより気化温度が上昇して気泡ができにくくなります。

以下は大気圧での気泡のできる温度です。

温度 気泡の状態
60~90℃ 溶存気体の気化により鍋肌に気泡ができる。
95~100℃ 水分子の気化により連続的な気泡ができる。

圧力鍋を使うとこれらの温度が20℃ほど上昇します。

たとえば今回使用したティファールの圧力鍋の場合、低圧85kPa高圧120kPaであるために水の沸点は約118℃と約123℃まで上昇します。この約20℃の温度上昇により気泡ができにくくなりなめらかなプリンになります。

プリンは75~80℃で固まりますので「加圧1分蒸らし10分」ほどの加熱で十分です。

【まとめ】圧力鍋でプリンを作るには?

プリンは圧力鍋を使って「加圧1分蒸らし10分」ほどの加熱をすることにより気泡のないなめらかなプリンに仕上がります。これは溶存気体や水分子の気化温度が20℃ほど上昇するためであり、プリン液の凝固温度(75~80℃ほど)との間に余裕ができるために気泡を作らずに固めやすくなるためです。