ハンバーグにナツメグを入れる理由は?

ハンバーグにはナツメグを入れます。

ナツメグを加えることによって「肉の臭み消しになる」「甘く刺激的な香り(エキゾチックな香り)が加わる」などのメリットが得られます。「ハンバーグ=ナツメグの香り」と言っても過言ではないほどに相性の良いスパイスです。

ナツメグを加えただけでも本格的な味になります。

ナツメグの効果とは?

ナツメグの効果とは?

ナツメグは植物の種子です。

熱帯アジアに生育する樹木(学名:Myristica fragrans 和名:ニクズク)の種子を削って粉末化したものがナツメグ(スパイス)として販売されています。ホールでも販売されていますがパウダースパイスの方が手軽です。

ナツメグを加える目的は大きく2点です。

目的 仕組み
ひき肉の臭み消し 精油成分によるマスキング効果
風味付け 甘くエキゾチックな香り

ちなみに、ナツメグとメースは同じ植物です。

ニクズクの種子がナツメグであり、種子をおおっている仮種皮がメースと呼ばれています。メースはナツメグよりも繊細で柔らかい香りであることからも焼き菓子をはじめとしたデザート類やスープ類などに利用されることの多いスパイスとなります。

いずれにしてもハンバーグには欠かせないスパイスです。

どのくらい加えれば良いのか?

どのくらい加えれば良いのか?

ナツメグは少量加えることがポイントです。

とても香りの強いスパイスですので、加えすぎると「ナツメグ臭くて美味しくない料理」になってしまいます。またナツメグの多量摂取には中毒(ミリスチシンによる陶酔や幻覚など)のリスクもありますので注意が必要です。

小人数分の料理であれば数ふりでも十分です。

初期には興奮、錯乱、不安などの精神刺激症状を示し、後期には傾眠状態が持続することが多いといわれている。 [中略] 人の経口中毒量は5~15gといわれている。

不安になる必要はありません。

ナツメグ5~15gというのは一般的なスーパーで販売されている瓶の1/2ほどにあたる分量ですので普通に料理をしていれば中毒にはなりませんし、そもそもそれほどの分量が含まれていればナツメグ臭くて食べられません。

悪ふざけでの多量摂取だけには注意してください。

ナツメグがない場合の代用品は?

ナツメグがない場合の代用品は?

ナツメグの香りは唯一無二です。

ハンバーグに加えられることの多いスパイスには「ナツメグ、ホワイトペッパー、オールスパイス、ローリエパウダーなど」があります。また、肉の臭み消しには「ローズマリー、クローブ、ガーリック、オレガノなど」が利用されます。

しかし、ナツメグの香りはナツメグ(もしくはメース)でしか出せません。

他のスパイスで代用しようとすれば本来の味(レシピの味)とはかけ離れたものなってしまいますので注意が必要です。ナツメグは使用頻度の高いスパイスになりますので常備しておくことをおすすめします。

特に洋風のひき肉料理にはなくてはならないスパイスです。

【まとめ】ハンバーグにナツメグを入れる理由は?

ナツメグには「ひき肉の臭み消し(臭みへのマスキング効果)」「甘くエキゾチックな香りが加わる」などの効果があります。洋食のひき肉料理にはなくてはならないスパイスと言っても過言ではありません。ハンバーグはナツメグを加えただけでも本格的な味に近づきますので常備しておくことをおすすめします。