雪平鍋の変色を防ぐには?

雪平鍋の変色は軽減できます。

アルミの雪平鍋は変色します。これはアルミが水分と反応して白色の水酸化アルミニウムになることと、水酸化アルミニウムが微量物質(ミネラル)と反応して黒色に変色することによるものです。これらの変色に健康への害はありませんが鍋へのダメージにはなります。

変色を防ぐ(遅らせる)ためには米のとぎ汁を煮立たせるなどしてアルマイトに似た酸化被膜を形成させる必要があります。

雪平鍋への皮膜の形成について

新しい雪平鍋の前処理です。

  1. 米のとぎ汁や米ぬかを加えた水を7~8分目まで入れます。

    米のとぎ汁や米ぬかを加えた水を7~8分目まで入れます。

    step.1

  2. 噴きこぼれに注意しながら10分以上煮立たせます。

    噴きこぼれに注意しながら10分以上煮立たせます。

    step.2

  3. 中身を捨ててスポンジで水洗いをします。

    中身を捨ててスポンジで水洗いをします。

    step.3

  4. 水気を拭き取り完全に乾燥させてから片付けます。

    水気を拭き取り完全に乾燥させてから片付けます。

    step.4

雪平鍋の変色は害になる?

雪平鍋の変色は害になる?

雪平鍋の変色に人体への害はありません。

しかし変色をそのままにしておくと変色部分より腐食が進行してしまいますので早めに落としておく必要があります。変色を放置し続けてしまうと最悪の場合には雪平鍋に穴が開いてしまうこともあります。

アルミ鍋の変色を完全に防ぐことはできません。

アルマイトは黒変化を起こりにくくしますが使い続けることによりアルマイトは徐々に薄くなっていきますのでいずれは非アルマイト鍋のように定期的な黒ずみの除去と米のとぎ汁を煮立たせることによる酸化被膜の形成が必要になります。

このことからも意図的に大根の下茹で(アク抜き)などをすることもあります。

雪平鍋の変色を落とすには?

磨く前の雪平鍋
磨く前
磨いた後の雪平鍋
磨いた後

変色を落とすには2パターンがあります。

お酢やレモンなどの酸性食材を煮立たせる方法と、スチールウールやクレンザーを使って物理的に落とす方法です。アルマイト鍋には前者の方法が好まれ、非アルマイト鍋やアルマイトが取れてしてしまっている鍋には後者の方法が好まれています。

鍋の特徴を理解している必要があります。

酸性食材 表面を溶かして落とす
スチールウール 物理的に除去する

アルマイトの有無は要確認です。

アルマイトの鍋はなかなか変色しませんが、アルマイトが剥がれてしまうと卵やこんにゃくを茹でただけでも簡単に変色してしまうようになります。このことからも手持ちの鍋のアルマイトの有無は確実に調べておく必要があります。

非アルマイトは強く洗えますが、アルマイト鍋は優しく洗います。いずれにしても変色を落とした後は米のとぎ汁などを煮立てて酸化被膜を形成させておくことがポイントになります。

【まとめ】雪平鍋の変色を防ぐには?

雪平鍋の変色を防ぐためには米のとぎ汁や野菜くずなどを煮立たせます。それによりアルマイトに似た酸化被膜を形成させることができて変色しにくくなります。しかし米のとぎ汁による酸化皮膜は(アルマイトと比べると)とても弱いものですので定期的に行う必要があります。ちなみに大根の下茹で(アク抜き)などによっても同じ効果が得られます。