鉄フライパンの使い始めは?

新品の鉄フライパンにはコーティングが施されています。

これは流通時の自然酸化(赤錆)を防ぐためのものです。メーカーにより「クリアラッカー塗装」「透明シリコン焼付塗装」「油」「蜜蝋」などの違いがありますので、説明書の指示に従って落としていく必要があります。

クリアラッカー塗装などでは黒い煙が出ますので注意が必要です。

スポンサーリンク

防錆塗装の種類は?

防錆塗装の種類は?

鉄フライパンの防錆塗装にはいくつかの種類があります。

たとえば一般的な鉄フライパンには「クリアラッカー塗装」が施されていますし、そのまま使える防錆塗装には「透明シリコン焼付塗装」などがあります。また、塗装ではなく蜜蝋や油などが塗られた状態で販売されているものもあります。

以下のようなイメージです。

ラッカー塗装焼き切ってから使い始めるタイプ
透明シリコン焼付塗装そのまま使えるタイプ
蜜蝋や油などお湯などで落とせるタイプ

基本的には取扱説明書の指示に従います。

クリアラッカー塗装をそのまま使い始めてしまうと料理が台無しになります(人体にも有害です)し、透明シリコン焼付塗装を焼き切ろうとしても焼き切れませんので除去する場合には紙やすりなどを使うことになります。

お湯で落とせる蜜蝋や油などはIHコンロの家庭に人気です。

焼き切って落とす方法は?

焼き切って落とす方法は?

ラッカー塗装は焼き切ってから使い始めます。

中尾アルミ製作所など多くの鉄フライパンはこのタイプです。フライパンにラッカー塗料が吹き付けられていますので、火に当ててから焼きすることにより塗料を焼き切ります。その際、黒くて臭いのある煙が出ますので換気扇の下などで行います。

煙が出なくなるまでから焼きすればOKです。

ラッカー塗料は有害ですので注意してください。このタイプの鉄フライパンを焼き切ることなく使い始めてしまうと料理が台無しになりますし、人体へも悪影響になりますので必ず煙が出なくなるまで焼き切ってから使い始めます。

IHコンロの場合にはカセットコンロなどを使用します。

そのまま使い始める方法は?

そのまま使い始める方法は?

透明シリコン焼付塗装はそのまま使えます。

遠藤商事の鉄黒皮厚板フライパンなどはこのタイプです。防錆塗装を焼き切ることなく使い始められますので、フライパンに手間をかけたくない場合やIHコンロの家庭には人気のあるフライパンになっています。

このタイプの防錆塗装は(なかなか)焼き切れません。

そのため基本的にはそのまま使い続けることをおすすめします。少しマニアックな内容にはなりますが「酸化皮膜(黒錆)を形成させるために焼き切りたい」と考えることもあるかと思いますが黒皮材の黒色は黒錆(四酸化三鉄)の色です。

そのまま使い始めることをおすすめします。

お湯をかけて落とす方法は?

お湯をかけて落とす方法は?

油や蜜蝋はお湯をかけてから洗剤で洗います。

デバイヤーのミネラルビーや(実店舗などで)防錆塗装なしとして販売されている鉄フライパンはこのタイプになります。塗装なしの鉄フライパンに油や蜜蝋が塗られているだけですので、お湯をかけてから食器洗い洗剤で洗えば落ちます。

IHコンロの家庭には人気のあるタイプです。

しかし少し割高になる傾向がありますので、ガスコンロであったりIHコンロであってもカセットコンロをお持ちであればクリアラッカー塗装の鉄フライパンでも問題はありません。(※デバイヤーの場合は5110がクリアラッカーで5610が蜜蝋です)

個人的には割高のデバイヤーミネラルビーを購入したことを少し後悔しています。

【まとめ】鉄フライパンの使い始めは?

新品の鉄フライパンには防錆コーティングが施されています。防錆コーティングには「クリアラッカー塗装」「透明シリコン焼付塗装」「油」「蜜蝋」などがあり、コーティングの種類により扱い方が変わります。このことからも、基本的には取扱説明書の指示に従うことをおすすめします。また、鉄フライパンを購入する前には「自宅で除去できるのか?(たとえばラッカー塗装を焼き切れる環境にあるのか?)」などの考慮も必要です。